シュタイナー教育、手の仕事

手の仕事、とよばれるシュタイナー教育独特のカリキュラム。

自分たちの手で、はじまりから作っていく中で感覚を磨き、考えを行動にうつせるようになる力を養います。
繰り返しの作業で生まれるリズムは、人間の生命力を強めます。

1年生はまず最初に羊毛の原毛を洗い、よって糸になる感覚を味わいます。
さらに工作用の棒を切ったものを削って編棒を作り、それを使って編みます。

目を作るときは膝の上で毛糸の輪を作って「お池を作ってその中から、お魚を捕まえてくこよう」とおはなしを語るように教えていきます。
そんなふうに編み物と出会えたらうれしいですね。

白のウールで編んだ正方形のガーター編みは、ウサギになりました。
たとえば4年生はクロスステッチ(自我と発達のバランス)、7年生は履物づくり、12年生は製本と、年齢に応じた「しごと」にとりくんでいきます。

#シュタイナー #手しごと #編み物