CRI(Children’s Resources International )とファンドレイジングMTG

CRI(Children’s Resources International )のメンバーの皆様と、ファンドレイジングに関するMTGをもたせていただきました。

CRIは、日本、ブラジル、スイスなど各地にいるメンバーがそれぞれに自分の持つ能力、知識、情報、時間、資金などを「資源」として提供することで、ブラジルと日本の両国で生きる子どもたちの「子ども時代」を守り、支援することを目的としておられます。
http://www.cribrasil.org/

もともとはサンパウロ郊外のファーベラ(スラム街)で、シュタイナー教育 ・医療をベースに活動する団体「モンチアズールコミュニティ協会」にかかわりのあった方たちが集まっている団体です。

モンチアズールコミュニティには保育所、幼稚園、アフタースクール塾、青年・成人のための就労プログラム、診察所や有機農園、文化センターなどといった施設が設置されており、日本でシュタイナー教育にかかわる方の多くが、ここで過ごされた経験をお持ちです。
http://www.monteazul.org.br/

ブラジルの母子保健のために長年尽力されてきた、東海大学国際学部の小貫大輔教授をはじめ、多くのCRIのメンバーとは4年前に、静岡県の御殿場で国際大会で出会いました。
モンチアズールの活動は、ブラジルの社会をも突き動かす「ヒューマニゼーション」運動の、一つの震源地として世界的に知られています。

その活動をはじめられたウテ・クレーマーさんにお会いしたくて参加したのですが、ワークショップで作った私の作品をとても褒めてくださり、「自分のためのアートを持っていますか?あなたの人生をアートが助けてくれますよ」と抱きしめてくださった。
その時間が今でも、自分をあたたかく支えてくれていると思います。

地道に素晴らしい活動をされてこられ、より持続可能な活動にするために、次のフェーズに進まれようとしているCRIさん、少しでもそのお返しができていたらうれしく思います。

モンチアズールコミュニティ協会での活動については、以下の本で知ることもできます。
『耳をすまして聞いてごらん:ブラジル、貧民街(ファヴェーラ)で出会ったシュタイナー教育』小貫大輔著(1990年) 
『持続可能な教育社会をつくる:環境・開発・スピリチュアリティ』日本ホリスティック教育協会編、せせらぎ出版


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