『パーパス経営 30年先の視点から現在を捉える』著書・名和高司さんからの励ましのメッセージ
『パーパス経営 30年先の視点から現在を捉える』の著書である、一橋大学ビジネススクール客員教授の名和高司さんのトークセッションの運営を学びの場で行いました。
ファーストリテイリング、味の素、SOMPOジャパンなどの社外取締役としても知られる名和さんですが、パーパスを「志」と表現し、志は資本主義に続く次世代の経営の基礎となると主張されています。
個人と企業のパーパスが重なることが、幸せな働き方、生き方につながることについては、よく語られるようになりましたが、興味深かったのは名和さんが「完全に2つが重なってしまっていることも、健全ではない」とおっしゃったことでした。
パーパスが重なっていない時に感じる不安定さや居心地の悪さが変化の原動力になる。「Well Being」ではなく「Better Becoming」が大切であるという言葉は、自分の中で言語化しきれていなかった「変化」や「成長」について、示していただいたようでハッとしました。
著書はボリュームがあり、眉間にしわをよせて読んでいたのですが、打ち合わせのやりとりからは、名和さんのあたたかで真摯なお人柄を知ることができ、「志」を口にされることがとても自然に感じられました。
名和さんから「フィッシュさんのパーパスと私のパーパスは、まさに共鳴している気がしました!マイパーパスセッションはとても大切な活動だと思いますので、ぜひ続けていってください」と励ましの言葉をいただき、とてもうれしいです。有難うございます!