「健康な体ときれいな水を守る」人と環境にやさしい商品づくりをして40年 シャボン玉石けんの工場見学
歯磨き粉や洗濯石鹸などで長年愛用している、シャボン玉石けん株式会社社長・森田隼人氏のお話を伺う機会があり、工場見学に参加をさせていただきました。ㅤㅤㅤ
1910年に創業し、順調に業績をのばし従業員が100人もいた時期に、先代社長・森田光德氏が、自身の湿疹から合成洗剤の身体への影響を実感し、「身体や環境に悪いことを知っていて販売するわけにはいかない」と突如として合成洗剤の製造をやめ、無添加石けんに切り替えたそうです。 ㅤㅤㅤ
これが原因で売り上げは１％以下に落ち込み、最悪期には従業員５人まで規模が縮小。赤字経営はその後実に17年間も続いたものの、それでも無添加石けんにこだわり続けられました。
以来40年間、同社は人と環境に優しい無添加石けんを作り続けておられます。 ㅤㅤㅤ
「健康な体ときれいな水を守る」という企業理念のもと、これまでも人と環境にやさしい商品づくりを通して、地球環境の保全を図り、次の世代に住み良い地球と社会を残すこと取り組み、SDGs実践企業としても注目されています。 ㅤㅤ
工場見学はこのご時世につきオンラインでしたが、実際にカメラと一緒に工場に入るので、エラーで機械がとまったり、騒音がすごくて説明がききとれなかったりと、臨場感がありました。ㅤㅤㅤ
・「分離法」なら5時間で作れるものを「ケン化法」で1週間かけて作るから天然のグリセリンが残ってお肌に優しいこと、
・商品のほとんどが植物性であること（一部商品のみ牛脂）、
・工場が働く方の足腰を軽減するために床が木製であること、
・実際に人が材料を舐めてアルカリ度をチェックしていること、
・洗濯物の汚れがよく落ちる理由、
・マスコットのモデルは、先代社長のお子さんが赤ちゃんだったころのお顔
などなど、クイズ形式、実験もありで大変楽しめました。 ㅤㅤㅤ
シャボン玉石鹸
https://www.shabon.com/
