色によって自分で身体と心に働きかけるセラピー コロー・メソッド

日本ではほとんど触れる機会のないコロー・メソッドを、エクストラレッスン世界大会にて、オランダの実践者であるエリカ・アイケンブーンさんから学ぶことができました。

メソッドを作ったリアン・コロー・デルボアは、ルドルフ・シュタイナーの色彩論をベースに新しい絵画と層技法を追求し、色の精神性を問い続けたといわれます。

光と闇と色彩の三層構造からなり、色の持つ動き、形、意味を理解しながら描き、色によって自分で身体と心に働きかけるセラピーです。

そもそも私が芸術療法に出会ったのは、重度の知的障がいのある方の福祉施設で創作支援をしていたときに、利用者さんに作用する色の力に興味をもったからでした。

ワーク自体は本当に深くて、何度も溺れそうになりましたが、ご主人であるユップ アイケンブーンさんが、基調講演の赤と青(アストラル体と自我)の説明の中で、私が描いた絵を見本に使っていただけたのは、大変光栄でした。(写真2枚目)

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