海洋プラを長く大切にされるプロダクトへ生まれ変わらせる「buøy(ブイ)」。

海洋ゴミのプラスチックを材料に、美しく新しい工芸品を作ることで長く大切にされるプロダクトへ生まれ変わらせる「buøy(ブイ)」。

プラスチック製品のデザイン設計と製造をなりわいとされているテクノラボさんが、海洋プラスチックゴミ問題を考えるきっかけにしたいと、開発されたものです。

漂着した海洋プラスチックゴミは劣化しており、リサイクル材として活用することは簡単ではない。 回収してプロダクトをつくって、またゴミを出していては悪循環になる。
だから『人々に海の現状を知らせるアイテム』をつくるために、立ち上げたのがこのブランドなのだそうです。

私の手元に届いたプロダクトは、神奈川県の三浦海岸で回収したものとありました。
例えば対馬などでは海外のカラフルなゴミが、海水浴場のそばでは飲食のゴミが多い。
だからプロダクトもひとつひとつ同じ柄はなく、形も微妙に違う。
プラスチックと言えば「大量生産」「加工が簡単」というイメージを真逆にして、地域や季節が違う、個性をもった、人の心を動かすプロダクトになる、というのが素敵です。

ユーザーが悩みながら、考えながら購入して、工芸品のように大切に使うこと、いずれ海洋プラがなくなりプロダクトが作れなくなることが目標、と聞いて感動しました。

2020年中に日本各地のゴミを材料にしたものを製作することを目指しているそうです。この1枚を家族で大切に、使いたいと思います。

https://buoy.stores.jp/

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