栄養価が高く、環境負荷が低い。昆虫は未来のための持続可能な理想的な食料

コオロギのダシ!

昆虫食・BugMoさんのクラファンのリターンがとどきました。
繊細な旨味と心地良い雑味を持ったコオロギから、素材の味を引き出しています。スープや炒め物など毎日使えそうです。

地球環境の悪化と人口増加が進み、食糧の供給が追いつかなくなる時代がくると予測されています。
国連食糧農業機関(FAO)は2013年に、昆虫は栄養価が高く採集も容易で、世界の未来のために理想的な食料になる、との報告書を発表しました。

食肉用に動物を育てるためには、膨大な量の土地、飼料、そして水が必要。
加えて、畜産業は温室効果ガス排出の大きな要因となっており、国連食糧農業機関によると、年7.1ギガトンのCO2換算を排出しています。これは人為的に排出されている温室効果ガスの約15%に相当します。

ちなみに飼育するのに必要な飼料は、牛や豚などの主な家畜に比べて昆虫は約1/4で、成長の速度も各段に早いのが特徴。環境にも適応しやすく、季節を問わず生産できます。食肉のように感染症を媒介する危険も低いそうです。

栄養価は種類によって異なりますが、昆虫は体の約60~70%がたんぱく質でできており、鉄、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、ミネラルなども含まれています。豊富な栄養と加工の容易さから、幅広い食品への活用が期待されています。

昆虫は持続可能な食糧になり得る、とBugmo代表の松居佑典さんに教えていただきました。
Bugmoさんはコオロギを使った養殖システムの設計開発と、エコシステムの提案、商品の研究開発を国内外でされています。素晴らしい取り組みを、応援しています。

http://bugmo.jp/

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