職人のこだわりが詰まった手作りの昭和ビンテージを届ける「スミックス」

職人のこだわりが詰まった手作りの昭和ビンテージを届ける「スミックス」のポップアップショップ@博多阪急にお邪魔しました。

スミックスこと大西澄香さんは、高級住宅地のご令嬢が昭和20年代~40年代の当時に着用していた、昭和ビンテージとその生地を使った昭和アクセサリーを、オンラインショップやイベントを通じ、販売・レンタル・ワークショップを行っておられます。
和服から洋服への移り変わりの時代。我こそはと技術者たちが品質を求め、ディティールまでこだわりぬいて作っていた時代のものです。日本の洋服の歴史を垣間見ることができます。

当時の良家のお嬢様は、
「銀座にお出かけに行くために、お仕立てしたもの」
「お嫁に行くときにお母さんに仕立ててもらったもの」
など、お洋服をお仕立てして銀座にお買い物に行く、お仕立てした洋服を嫁入り道具するのが憧れだったとか。

洋服の多くが一から仕立てられたもの、生地の柄がどことなく着物を連想させるもの、コストを重視せず、洋服のために生地やボタンなどを作っていたからこその面白さがあり、日本の洋服の歴史を垣間見ることができます。
そんな大切な想い出が詰まった良いものだからこそ、状態良く保管されてきたといい、スタイリストからひっぱりだこなのが納得の世界観です。

ファッションもエシカル指向が高まっていますが、モノにもう一度命を吹き込んで、よいものを大切に使うこと、思いをつなげていくことを実践されているスミックスさん、素敵ですね。 
http://www.su-mix.com/