日本の中小企業がバングラデシュに進出する「ソーシャルビジネススタートアップツアー」オンラインミーティング
Action For Social Goodが立ち上げより関わっている、日本の中小企業がバングラデシュに進出する「ソーシャルビジネススタートアップツアー」のオンラインミーティングがおこなわれ、ノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏による参加者へのメンタリングや質疑応答が行われました。
コロナの影響は簡単に「チャンス」と言えるほどやさしいものではないと思っていますが、ユヌス氏からのメッセージは、いつにもましてリアリティがあり、皆さんを勇気づけていた気がします。(以下は全体の意訳)
「コロナが引き起こす被害に、世界中が立ちすくんでいる。
しかし、この状況は私たちにとっては素晴らしい機会となるだろう。
なぜならコロナにより世界を構成するシステムの脆弱さが露呈し、これまで『当たり前』とされてきた機能不全な社会のシステムを、根本からくつがえす可能性が生まれたからだ。もっとも難しい時に、人間はもっともクリエイティブになれる。
私たちはまず、どう経済活動を再開するかではなく『経済は手段である』ことを合意形成する必要がある。
ビジネスは、世界を再構築するための重要な役割を担っている。妥協することなくあらゆる意思決定で、社会や環境への配慮を最優先にしなくてはならない。
『元には戻りたくない』『よい世界にしていきたい』、その世界共通の強い意志が、私たちの挑戦を助けてくれるだろう」
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