冬眠しない日本ミツバチ。夏の間に巣に蓄えておいた蜂蜜を少しずつ食べてエネルギーにします。

巣門の近くで動けなくなっていたコ、手のひらにのせると少しだけ足をモゾモゾと…でももう、残りの時間が短いことが分かります。ㅤㅤㅤ

日本ミツバチは、他の昆虫のように冬眠はしません。冬の間も、夏の間に巣に蓄えておいた蜂蜜を少しずつ食べてエネルギーにします。
身体を寄せ合って蜂球(ほうきゅう)をつくり、羽の摩擦で熱をつくり、凍えないように過ごします。
外側にいるみつばちと内側にいるみつばちとが入れ替わりながら、中心部にいる女王蜂を冬の寒さから守ります。ㅤㅤㅤ

それでも、多くのミツバチが凍えて死んでいき、そして鳥やほかの虫たちの餌になります。
当たり前ですが、そのいのちのサイクルを目の当たりにするとやはり、感動します。ㅤㅤㅤ

冬の間は新しい蜂が生まれないので、ミツバチの数は減っていきます。少なくなりすぎると、冬を越せずに全滅することも。ㅤㅤㅤ

せっかくの熱が逃げてしまうので、本当はこんな風に写真を撮ってはいけないのですが、つい心配になって巣を開けてしまうダメな同居人(私)です。
早くあたたかくなって、また元気に飛び回る日本ミツバチたちの姿をみたいです。 ㅤ

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