町内会長さんから梅干しをいただきました。 ふっくら美味しそう!

私たちが引っ越してきた15年前から、電灯が消えているとか、何かが壊れているとか、町内のお困りごとはなんでも解決してくださる方で、
在職中から毎朝、小学校の前に立って子どもたちをやさしく出迎えてくれて、お腹が痛くなってどうしても校門に入れない子どもたちにもいつまでも寄り添っていたり、校長先生と校庭の樹木を剪定したり、

行きかえりは道路のゴミをひろって、一人暮らしの方を訪ねたり、空き家が荒れないように草取りをしたり、子どもたちが危なくないようにと空き地を片づけたり、   
運動会や防災訓練など、地域の行事で誰よりも汗をかき、ロビー活動をしてゴミ収集や信号機のルールを改善してくれ、

いつも笑顔で元気で謙虚で、回覧板まわすついでにお孫さんたちと遊んでいる会長さんに「わあ~、梅がよくなってますね~」と声をかけた私に、こうやって自作の梅干を届けてくださる。

仏ではないか。
なんかつい、手をあわせてしまう。

夫もファンで、「今朝、僕らのスーパーマンに会ったよ♪」と、ときめきながら話してくれるのですが、あまりにも素敵すぎて、もしかして町内会長さんはロボットではないかと疑っています。

子どもたちが無事に育ち、家族で煩いなく暮らしていけるのは、本当にこういう、利他の心で動いてくださる方がいるからで、私がまだお目にかかったことのない市井のスーパーマンたちがたくさんいることで、世の中の平和が保たれているんですね。

ふるさとという感覚が、生まれた場所、育った場所にもないのですが、自分の住んでいる町内は、町内会長さんやご近所さんを含めて愛しいと思います。

子どもたちが私立の学校に行きはじめてからは、PTAなどでの地域のかかわりもなくなっていました。
何か私にもできることがないか、今度会長さんにお尋ねしてみようと思います。