焙煎とは、珈琲豆と火と空氣がもたらすエネルギーの交流。
焙煎とは、珈琲豆と火と空氣がもたらすエネルギーの交流。
その交流によって起こった化学反応は、珈琲を魔力的な飲み物にする。
理事を務めております四国アントロポゾフィークライスで、京都の珈琲焙煎家・杉山佳苗さんのエッセイ本「精神的珈琲世界」のお話会をオンラインで行いました。
この本は、珈琲との対話から精神世界を旅したフィールドワークのようなもの。
十年の月日をかけてじっくりと書き継がれたこの著書をひもときながら、アントロポゾフィー的視点で奥深い珈琲の世界を語っていただきました。
アントロ✕珈琲という、珍しい切り口でしたが、納得することばかりで、参加者からの質問も活発でよい会でした。
カフェインはアストラル!
そんな大地のエネルギーを摂取できる杉山さんのコーヒーは下記より購入できます。
・書籍購入先 『精神的珈琲世界』1,500円(税込+送料250円)
https://kanaecoffee.ocnk.net/product-list/11
・珈琲購入先
https://kanaecoffee.ocnk.net/product-list/2
・はしわたし珈琲(携帯用ドリップ)
https://kanaecoffee.ocnk.net/product-list/8
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人間次元から植物次元へ・・・。
植物たちは大地に根を張り、天からの光を受けるために葉っぱを広げます。
彼等は、大地と天から直接エネルギーを得る事が出来ます。
しかし私たち人間は、土に足を突っ込んだり、手を大きく広げるだけでは十分な栄養を得る事が出来ないのです。
私たちは食物を咀嚼することで、ようやく身体にエネルギーとして受け入れられるのです。 ㅤ
植物と環境は、一体であるようです。それに対し、私たち人間と環境は別々の存在だという認識にあるようです。
だから私たちは食するのです。
つまり食することで、本来は「環境と私たちは一体」であることを思い出すのです。
そして、それが命というものを知る体験で、「命とは全て(環境)」だという事を体感するのだと思います (杉山さん)
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◎杉山佳苗(珈琲焙煎家)
京都生まれ京都育ち。2002年から珈琲の焙煎を始める。
2009年ごろに珈琲アレルギーになり、2010年息をするのもしんどい時期を経て、突然自分の内側にそれまでの人生の映像が流れだし、一瞬にしてアレルギーを完治する。
アフリカ、バリ、中南米、インドの珈琲農園を訪れ、味覚を超えた珈琲を作ろうと、植物と火と空氣の交流=焙煎を続けている。http://kanaecoffee.ocnk.net/