通信制高校・学校法人星槎国際高等学校のオープンスクールにお邪魔しました。

過日になりますが、通信制高校・学校法人星槎国際高等学校のオープンスクールにお邪魔しました。

いわゆる「不登校」の生徒の高校卒業資格のための教科学習だけでなく、体験学習や社会体験を通して基礎学力の向上をはかり、さらにはPBL(Project-Based-Learning)を用いてATT(Action-行動力 Thinking-思考力 Teamwork-和の力)を育んでいる学校です。

ゼミ形式で外部の専門家が講師となるプログラミング、音楽、美術、起業家など関心ある授業を選ぶのですが、フリースクールとして中学生も同じ授業をそれぞれのペースで受けることができ、なんと昨年は小学6年生も入学し、異年齢クラスになっています。

「前例はなかったんですが、その子を見たら大丈夫だと思ったので受け入れました」とさらりとおっしゃる先生。
イレギュラーな対応ができる多様性、その力がある。
もちろん校区の公立の小中学校において出席扱いになっています。

今回はゼミ生徒主導による「プログラミング」の体験でしたが、どの子も「らしさ」を大事にされていて素敵な在り方をされていました。

何よりも先生方が穏やかな表情で生き生きとされていたことに衝撃。
ほとんどの先生が現行の学校の在り方に疑問を持ち転職されてこられたそうで、「以前は生活指導で鬼教諭と呼ばれていたんです~」とニコニコされる姿にはその面影はありません(^^;

授業がなくても先生たちのいるオフィスにいりびたる生徒さんの姿をみて、こうやって選択肢を増やしていくことが大人の役割だと思う一方、もしかしたらそのことで大人も同じくらいその恩恵を受けているのかもしれないと感じました。

#フリースクール #通信制高校 #星槎国際高等学校 #オルタナティブ教育