隈研吾×松岡正剛×角川書店 角川武蔵野ミュージアム@ところざわサクラタウン

オープンしたばかりの博物館・美術館・図書館・アニメの複合文化ミュージアム。
古代の巨石遺跡か、宇宙からの巨大隕石のような異質な景観に、期待が高まります。ㅤ

見どころは高さ約8メートル、360度本棚に囲まれた「本棚劇場」。
角川創業者の角川源義氏の個人蔵書、文芸評論家の山本健吉氏、歴史学者の竹内理三氏らの寄贈書が圧巻の本棚にぎっしりと並びます。
3台のプロジェクターを使って8mの本棚に投影されるプロジェクションマッピングもドラマチックです。ㅤ

松岡正剛館長が手掛けるエディットタウンの、中心になるのがブックストリート。
本がおしゃべりしてくるような賑わいが感じられる、まるで街歩きのような空間で、「9つの文脈」にそって約2.5万冊の本が並んでいます。
(おしゃれな司書っぽい人がウロウロしていますが、ここは貸し出しをしていないので、図書館ではないんですね。あくまでも展示です)ㅤ

東京ドームにほぼ匹敵する約4万㎡の敷地に、今後はイベントホール、ホテル、さらには書籍製造工場や物流倉庫、オフィスなどが複雑に組み合わされて建ち並ぶ予定とのこと。
ミュージアムは「まちをつくりたい」という角川会長の言葉で作られたそうで、間違いなく日本最大級のポップカルチャーの発信拠点ではないかと思います。アニメへの愛も随所にあふれていました。ㅤ

https://kadcul.com/

#角川武蔵野ミュージアム