19年ぶりに復活した「珈琲を愉しむ店 ばんぢろ」
中洲かいわいでゆっくりできる貴重なカフェ。
紅茶の種類が多いのが嬉しいです。
こちら昭和24年、箱崎で井野耕八郎氏が開業した「珈琲を愉しむ店 ばんぢろ」が「Brewer’s Coffee ばんぢろ」として、19年ぶりに復活したのだそうです。
当時、九大経済学部の正田誠一教授が「井野さんのコーヒーの抽出は他に無いものだから、他に無い名前にしよう。」とフルーツのグァバの和名「バンジロウ(蕃石榴)」を元に名付けた。
しかし、お客様にあまりに名前の由来を聞かれるで、再度正田教授に何か一文を書いて欲しいと依頼したところ
「Van Dzilloとは
心すぐく働らき者なれど
なんとなく尻ぬけて
けっきょく大したものにならない御仁なりと
フランドル民話にもあらわれたり
井野ばんぢろ氏も
例外にあらず敢えて
珈琲肆の店頭にかかげ
奮闘調子よくゆけば
やがてパリ、アムステルダムに游行して
彼の地の珈琲道をきわめんとの
志を記してしか言ふ」
という文をもらい、この文と井野耕八郎をモデルに日本画家の甲斐巳八郎先生にイラストを描いて頂いたものが現在でもトレードマークとなっているそうです。
そして現在のオーナーは初代マスターのお孫さん。
素敵ですね!
Brewer’s Coffee ばんぢろ
営業 12:00-21:00
福岡市博多区上川端町4−235 2F
https://vandzillo.coffee/
#ばんぢろ #中洲 #中洲川端 #カフェ