マイパーパス、Cさんの場合

「パーパス」は英語で企業や組織が何のために存在するのか、すなわち「存在意義」のことを意味します。

その個人版ともいえるのが「マイパーパス」です。
人生で迷ったとき、何らかの選択をしなくてはならなくなったときに、羅針盤となる言葉。
スナック営業日の午前中に、対面でのセッションを行っています。

1時間、または2時間かけて、インタビュー形式でいくつかのキーワードをもとに掘り下げていき、その方の「存在意義」を言語化していきます。
自分が「こういう人間である」「これを大切にしている」という理念を一言であらわす、「いわばキャッチコピーのようなものです。

マイパーパスを創られた方たちを一部、ご紹介させていただきます。
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Cさんは、以前セッションを受けてくださった方のお嬢さんです。
夢中で働いてきたお仕事を昨年末に退職され、少しゆっくりしたタイミングとのこと。これからの生き方を見つめなおすきっかけになれば、とお母様からご紹介いただきました。本当に、ありがたいご縁です。

Cさんはとても優秀で、学校や職場でも常に成果を出してこられた方。同時に周りの人たちとの関係をとても大切にされている印象を持ちました。
努力して能力を高め、周囲の期待に応えることにエネルギーを感じる一方で、実はのんびり何もしないでいたい、という願いもお持ちのようでした。


出来上がったマイパーパスは
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「頑張らなくてもいい。
 私はそのままでいて、
 愛される。」



自分がなにか価値を提供できるから、人の期待に応えられるから認めてもらえる、と思っている人は多くいると思います。私自身もそうでした。
でもそれを繰り返していくと、周りの期待値があがるばかりで身体はどんどん疲弊していき、自分が本当はどうしたいのか、何をしたいのか、わからなくなってしまうことも多いです。

人間は、自分の存在そのものに価値があるということ、
自分がただありのまま存在しているだけで愛されることを、
誰もが実感したいのではないかと思います。
最初は別の言葉を使っていたのですが、Cさんが少し眺めたあと、「愛される、という言葉を使いたいです」とおっしゃったときに、私もそう強く共感しました。

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マイパーパスは、コピーライターのようにカッコよく作ることが目的ではなく、私はあくまでも相手の方が語られた言葉をとらえて、整理していく役割です。

私を含め、人って意外と、自分が言っていることを自分の耳では聞いていないもので、ご自身から出てきた言葉を、意外な表情で眺める方もおられます。
パズルのピースがあうように即「そう、これ!」という方もおられれば、じわじわと「そう、そうなんよね~」としっくりくる方もおられます。

限られた時間ですから、完璧なパーパスを作る必要はありません。
「今の自分」を認識し、言葉として掲げること、伝えることがスタートになります。
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短い時間ではありますが、その方の人生にご一緒させていただいているようで、本当に毎回、幸せです。
ありがとうございます!
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「マイパーパスを創るセッション」
https://actionforsocialgood.com/mypurpose/
※オンラインはご都合のよい日時に合わせて実施できますので、メッセンジャーでお問合せください。
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